ご相談事例
事例1
駐車場を作り、記念樹を植えたい
子どもが生まれるので車を買おうと思う。庭の一部を駐車場にして、誕生記念の樹も植えたい。
以前、夫婦で行った山で見た白い花の咲く木にしたいが、名前がわからず、庭に植えられるものなのかもわからない。
お話にあった木の写真を見せていただいたところ、姫沙羅(ヒメシャラ)でした。
庭木として使われることも多く、広葉樹なので秋には紅葉し、冬は裸木になること、紅葉も赤褐色の木肌も美しいこと、虫はつきづらく手入れは難しくないけれど、大きくなり過ぎないようにある程度の剪定が必要なことなどをご説明しました。
問題ないとのことで、記念樹は姫沙羅に決定し、サイズと樹形が適したものを手配しました。
家を建てられた時の図面と現地を拝見し、お車のサイズや埋設管の位置なども考慮して、駐車場の場所と記念樹を植える位置をご相談して決定。工事は問題なく完了し、お客様に喜んでいただけました。
コメント
専門家
梶原 敏也
庭木は長い間、毎日目にし、共に暮らすものですから、お好きな木を選んでいただくのが一番だと考えています。
選ばれた樹木の種類や、お庭の環境からどうしても生育が難しい場合は、その旨をお伝えします。
手入れの仕方なども丁寧にご説明しますので、ご希望の木があれば遠慮なくお聞かせください。
特にご要望がない場合は、大きくなり過ぎず、虫のつきにくい種類のものからお庭に合うものを幾つかご提案し、お好みに合ったものを選んでいただくようにしております。
事例2
空き家になってしまう家の庭のメンテナンスを頼みたい
両親が亡くなり、遠方の実家が当分空き家になってしまう。庭が広く、植木もたくさんある。今までは両親が自分達で手入れしていた。不在になり、枝や草が伸び過ぎて近所に迷惑をかけたり、ツルが茂って家屋を傷めたりしないか心配だ。
お住まいになられていたご両親はしばらく前から入院しておられたとのことで、現地を調査したところ、既に草が茂り 、植木の剪定も必要な状態でした。幾つかのプランを作成して現状の写真とお見積りを共に送らせていただき、選んでいただきました。
植木は樹形を保って剪定し、機械で除草をした後、全面に防草シートを敷いて草が伸びるのを防ぎました。作業完了後に写真を撮り、報告書と一緒にお送りして確認していただきました。
コメント
専門家
梶原 敏也
空き家になる場合、一番問題になるのは草が生い茂ってしまうことです。除草にも幾つかのやり方があり、手間や費用、次回の除草が必要になるまでの期間などが異なります。弊社ではそれぞれの方法についてご説明し、お見積をお出ししてお客様に選んでいただいております。
ご相談者様のように、空き家になる時点で対策を講じられると、近所迷惑になることも避けられ、建物への影響も防ぐことができます。お早めにご相談ください。
事例3
相続した空き家が荒れており近隣から苦情が出ている
遠い親族が亡くなり、思いがけず不動産を相続することになった。現地に行ってみたところ、長年空き家として放置されていたためか荒れており、隣家から苦情を言われた。片づけようにも草が生い茂って家に近づくこともできないので、草を刈ってほしい。
ご相談者様と現地にうかがいました。家屋は取り壊し更地にする予定だけれども、念のため、家屋内部は確認したいとのことでした。
まずは家に入れるように、門から玄関までの草やツルを刈り、邪魔になる伸び過ぎた枝も刈りました。その際、蜂の巣があったので除去しました。
結局、完全に更地にはせず、植木はできるだけそのままにしたいとのお話になりました。ご相談して、枯れてしまっているものは伐採し、生かせるものは余分な枝を梳くなどの基本的な手入れをさせていただきました。
コメント
専門家
梶原 敏也
空き家が増えており、このようなご依頼が増えてきております。
このケースでは蜂の巣がありましたが、高い木があるとカラスが巣を作っていることもあります。
空き家となった場合、近隣に迷惑をかけない為にも定期的に状況を確認する必要があります。
草に関しては、冬の間に手入れをして防草シートを敷いておくと、夏になってもあまり伸びることがありません。
生い茂ってしまう前に対策を講じられることをお勧めします。